専用台 [砥石]
先日は砥石の補修をやってて時間があったので
砥石の専用台を作ってみました。
というのも普通の砥石は平らなので問題ないのですが
自分で磨いたこっぱ砥石は形が不揃いで底が不安定なので
物によっては砥ぐときにガタついたり、又上面と並行にならないので
極端に斜めになると砥ぎにくいので石に合った土台をつくります。
今回のは細くて底の平面が少なくガタつきをなくすために作りました。
用意するものは1・木材(適度に厚みがあればよいですが薄くても可) 2・底の形に合わせて彫る彫刻刀
3・型取り兼、固定用のシリコン 4・あと鉛筆、サランラップ、カッター、手袋など
1、まずは適当な大きさに木材を鋸で切断し、砥石を台に置き鉛筆で外枠に合わせて
マークします。
2、彫刻刀を使って鉛筆で書いた内側を適度に掘っていきます。
この彫刻刀は子供が小学校で使っていたものでとても役に立ちました 捨てずに取っといてよかったです。
3、程よい形に彫れたら次の作業へ進みます。
4、掘った所にシリコンを盛っていきます。
あとでカッターで好きな大きさにカットできるので大目に塗ります
ホームセンターで売ってる安いもので良いです
見た目は透明のクリアタイプのものが良いと思いますが今回は
抗菌タイプで変性シリコンタイプの白(正確には淡いクリーム色)にしました ※塗装もできます
5、適度に持ったら次にサランラップをその上に敷きます。
※そのまま砥石を乗せてしまうと取れなくなりますので必ず敷いてください。
6、砥石をゆっくり載せて、砥ぎ面が平らになるように押さえつけ、
溢れたシリコンを寄せて側面を覆うような感じにします。
今回は二つ作って乾かします
※乾燥中はむやみに触らず我慢して待ちます(天候によりますが2日はみておいた方が良いでしょう)
2日後
乾燥するとゴム状になり、適度なクッションもありますので座りはなかなか良いです
試しに砥いでみました。
真っ黒な砥汁が出ますが水で洗うと綺麗に流れて掃除が楽です
最後にラップのはみ出てる部分をカッターで切り取り、シリコンの余分な部分も取り除くと完成です。
今回は濡らしてしまったのでもう一回乾燥させます。
不定型な物や座りのわるいもの等、どんな砥石でも対応できるので
とても便利です、難点は一品〃形が違うのでオーダものになる事です
ただし、使い終わったらシリコンは柔らかいのでカッターで切り取り次の型に
合わせて何度でも再生できるのでとても便利ですよ
お試しあれ
※シリコンはシリコンチューブ用のガンがないと使えませんので必ず
ガンも一緒に購入してください(300円ほどで買えます) またシリコンは一度使うと
保存が悪いと硬化して使えなくなりますので使い捨て感覚で使うか、一度にたくさん作るようにしましょう
私、杉板で拵えた台にシリコン樹脂で張る直前にこちらを読みました。
早速、いただきました。サランラップ使用。
側面の断層も見えますし、砥面に不都合が出て接着や砥面の作り直し、あるいは大きな筋が出てきて切断なんて時、剥がせるのは便利ですよね。
大変助かりました。
お読みするところ、つい先日からのご様子。病に冒されたのは。
大変急上昇で、病が進んでいるご様子ですね。(^o^)あは
by かい (2012-09-13 11:58)